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クリスチャン新聞より4/18 |
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京都府八幡市の新興カルト宗教法人「聖神中央教会」の主管牧師、永田保(本名・金保)容疑者が、信者の少女への婦女暴行の容疑で逮捕された事件について、被害者らの相談・リハビリにあたっているジャン・ドウゲン氏(ニューライフキリスト教会牧師)と村上密氏(アッセンブリー・京都教会牧師)が、キリスト教界向けに経過を説明し理解を求める呼びかけを発表した。一般の教会の健全な布教活動への悪影響を懸念し、元信者の受け入れなどに協力を要請している。 ◇ ◇ 先日の4月6日に永田保(本名・金保)容疑者が少女暴行の疑いで逮捕され、連日マスコミが、容疑の詳細に加えて、教会の実態と歴史などを報じています。 一般社会を騒がせているこの事件は、キリスト教界にも多大な影響を及ぼし、健全な布教活動への悪影響が懸念されるようになっているかと思われます。 マスコミでは、様々な情報が錯綜し、事実からそれたり、間違った印象を与えるものも多いため、始めからこの問題の究明や解決、リハビリなどに当たっている私の方から、経過と説明、また、みなさまへの援助依頼をさせていただきます。 現在、告訴されている性的犯罪の実態が発覚したのは、昨年の12月初めです。脱会した聖神中央教会の元メンバーがウイリアム・ウッド師の『カルト化した教会』という本を頼りに、私が牧会しているニューライフ教会の門をたたき、相談を求めて、犯罪の実態を明らかにしました。 その後、20数名の脱会者が再び相談に訪れ、問題への対処方法を一緒に模索しました。2回目の会合の後、私は友人であり、反カルト対策の専門家であるアッセンブリー京都教会の村上師の協力を求め、被害者の会の設立と法的な手続きの協力を求めました。 以来、村上先生は、年明けから現在まで、被害者の会の代表を務めており、私は報道機関への情報と、将来に向けて、脱会者のための正しい聖書教育の援助をさせて頂いています。 今回の事件で一番被害を受けているのは、純粋な心で神さまを求めながら、曲解されたカルト的な指導によって悪用された信者です。事件が明らかになった時に約120名が脱会を決意しましたが、今では、彼らが被害を食い止める協力者になっています。 そこで、私と村上師は近隣教会をはじめ、キリスト教界全般の方々のご協力を求めたいのです。すでに脱会されている方々に加えて、これからも傷を受けている多くの方が聖神中央教会から脱会することを予想していますが、彼らは深い喪失感と混乱を覚え、行き場を失っています。このことを覚えて、ぜひ教会に温かく迎え入れていただき、健全な信仰生活を送るための必要なケアと理解を示していただきたいと願っています。 もし、対処方法などについての質問、ご相談などがある場合には、私と村上師をはじめ、真理のみことば伝道協会(代表ウイリアムウッド師)が全面的に協力しますので、ぜひご連絡ください。 村上 密(Tel.075・311・5193) ウイリアム・ウッド(Tel.0429・21・2235) ジャン・ドウゲン(Tel.0743・75・8560)
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