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いろいろな出来事や人物を通して、神様と私たちの関係を書いています。
初心者にはもちろん、すでにクリスチャンとなられた人にも、面白いお話があるかも知れませんね。
何でだろう〜♪ |
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最近、TETSU AND TOMOという漫才コンビが歌う「なんでだろう」という曲が大ブームとなりました。その歌に共感できる人が多いからでしょうか。確かに、人生の中で、「なんでだろう」と聞きたくなることがよく起きるものです。
宣教師Hさんが引っ越しをしました。とても信仰深いご夫婦ですが、朝から晩まで、トラブル続きでした。まず、交通事故が起きました。Hさんは、日本レンタカーから、一番大きなトラックを借りましたが、レンタカーの事務所から家に帰る途中、角を曲がろうとした時、路上に停めてあった車を派手に擦ってしまいました。しかも、それがスポーツカーで、とても高価な外車です。
その直後、手伝いに来るはずの二人の宣教師が、都合で来られなくなってしまった、という連絡が入りました。しかも、パキスタンからHさんの家に遊びに来ていた男性が、引っ越しの日になって、急に体調を崩し、一日中、寝ていなければなりませんでした。
次に、荷物をトラックに乗せている最中に、雨交じりの雪が降り始めました。何とか、荷物をトラックに積んで、新しい家に持って行こうとしましたが、トラックが大き過ぎて、角が曲がれません。 結局、家から50メートルほど離れた場所にトラックを停めて、そこから雨の中を、荷物を運ばなければなりませんでした。夕方までかかりましたが、やっとの思いで、一回目の荷物を無事に運び終えて、もう一度、古い家に戻って、残っていたタンスなどをトラックに乗せました。 突然、「きゃー」という叫び声と、「ガシャン」という、ガラスの割れる音が聞こえて来ました。二階からタンスを降ろす時に、誰かが玄関にあった電気傘を壊してしまったらしいのです。
最後に、Hさんの家族のパスポートなど、大切な書類が入っている、人の背丈ほどのファイリング・キャビネットをトラックに乗せました。土砂降りの雨になっていましたが、いつもの50メートル離れている所にトラックを停めて、後ろのドアを開けました。 すると、山の土砂崩れのごとく、Hさんのファイリング・キャビネットとその引き出しが全部、倒れて来て、中の書類がパラパラと、濡れた地面 に散らばって行ったのです。 この他にも、幾つものトラブルが次から次から、発生しましたが、Hさんたちは、「なんでこういうことになるんだろう」とつぶやきながらも、決して、落ち込むことはなかったのです。 笑顔を絶やさなかったのです。なんと素晴らしい信仰だろうと思いました。何が起こっても、すべてが神の御手の中にあって、神の目的がある、という信仰なのです。
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」 (ローマ8:28)
あなたも、「なんでだろう」と、日常生活の中で起こる出来事について悩んでいませんか。つぶやいてばかりいても、何も始まりません。神の目的があると信じて、神にゆだねてみませんか。きっと、心が平安になります。 積極的に問題に立ち向かう勇気もわいてくるはずです。
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