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いろいろな出来事や人物を通して、神様と私たちの関係を書いています。
初心者にはもちろん、すでにクリスチャンとなられた人にも、面白いお話があるかも知れませんね。
情報洪水 |
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最近、データー・オーバーロード(情報洪水)で苦しんでいる人々が急増中です。 毎日、消化することも整理することもできないほどの、膨大な情報の量 に圧倒されて、頭を抱えています。情報洪水によって、ストレスがたまり、眼疲労が生じ、思考力・決断力が鈍くなり、集中力も低下します。 精神科医は、この状態に、「情報疲労症候群」という病名を付け始めています。更に、人々の健康にも重大な影響が出ています。コンピューターやテレビの前に座っている時間が長くなればなるほど、運動する時間が減ります。また、頭が様々な情報で一杯になっているために、不眠症になることもあります。
専門家の話によると、現代の1日の新聞に載っている情報の量は、17世紀の人間が一生の間に獲得した情報の量 に匹敵するそうですが、「情報疲労症候群」に対して、どんな有効な対策があるのでしょうか。 まず、自ら情報の量 を調節することです。流れてくる情報のほとんどは、私たちが生きていくために絶対に欠かせないものではありません。ですから、情報を大幅にカットしても、何の心配もない訳です。一日の間、一時間でも二時間でも、テレビやラジオ等の電源を切ってはどうでしょうか。
次に、1日のうちに、1度、静かに考える時を持つことです。人間の頭脳は、情報を消化するために時間が必要です。外からの声をシャットアウトして、たまにはぼおっとしていても良いでしょう。
第3番目に、物事を簡素化することです。すべての情報を完璧に知る必要はありません。大まかなポイントをつかんでいれば、それで事が済むという問題がほとんどなのではないでしょうか。
最後に、自分にとって何が一番、重要なのかを正しく判断することです。多くの現代人は、不必要な情報に振り回されていますが、具体的な価値観・人生の優先順位 を持てば、無駄なエネルギーを費やさずにすむはずです。
「一行が歩いて行くうち、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。『主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。』主はお答えになった。『マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。』」 (ルカ10:38-42)
あなたにとって、「どうしても必要なこと」は何ですか。
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