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キリスト教の教えは、聖書の教えそのものです。
罪とは…
救いとは…
クリスチャンとは…
教会とは…
祈りとは…
そのような疑問に、1つ1つ聖書から答えています。
1歩踏み込んでキリスト教の教えについて知りたい人には、とても参考になると思います。
あなたに人生の意味の答が、もしかしたらここにあるかも知れません。
22 神様のみ心を求める |
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日常生活の中で、クリスチャンはどのように神様の御心(みこころ)を知ることができるでしょうか。クリスチャンは誰でも、自分の人生における神様の御心を知ることに熱心であるべきです。神様のご計画を理解し、それに従って生きていかなければ、私たちの人生は無駄に終わってしまいます。そのような人生は、私たちの主人、つまり神様から「よくやった」と言ってもらえません。聖書では、神様はみ旨を求める人に必ずその御心を示されると、はっきりと教えています。(ヨハネ 7:17) これは、クリスチャンであるなら誰でも経験したことのある特権です。(ローマ 12:2)
一時的な問題に対する助けであれ、一生の大仕事であれ、神様の御心を求めるには、委ね、罪の告白、祈り、学び、そして待つことの5つが大切です。
A.委ね それは神様のみ前に自分自身をあずけることであり、自分の個人的望みや志や願望などを第一とせず、ほかの何にもまして、神様の道を求めることです。パウロは「主よ、あなたが私にして欲しいことは何ですか」と尋ね、自分を神様に委ねました。イザヤは「私がここにおります。わたしを遣わしてください。」と言って、神様に自分を委ねました。 歴代17:16 に「主に進んで身をささげた」と書かれてあるように、アマスヤもまた委ねていたことが分かります。
B.罪の告白 私たちが神様のみ心のただ中にいたいと思うなら、どのような隠れた罪も、それはやめたくない罪であっても告白し、そしてそれらの罪から離れることが必要です。「わたしが心に悪事を見ているなら、主は聞いてくださらないでしょう。」(詩篇66:18)と書いてあることを思い起こしてください。また私たちは、自分が無力でどうしようもない存在であることを告白し、神様のみ力に頼らなければいけません。(詩篇139:23-24) そして、人々の前でキリストを言い表すことも大切です。(使徒1:8)
C.祈り これは簡単に言えば、神様のみ前に行き、神様の指示を仰ぐことを意味します。神様が言われたことを成就してくださるよう求めながら、神様の約束を絶えず心に留め、導かれる必要があります。祈りの究極的な目的は、主の栄光を表わすためです。
D.学び 神様のみことばを理解するために、できるだけ時間を費やしましょう。みことばを通して神様が語ってくださるよう、祈りながら読みましょう。じっくり考えながら、期待して読みましょう。(2テモテ 2:15)
E.待つ もし神様がすぐに答えてくださらなくても、待ちましょう。(詩篇 62:6) 祈っても導きの答が与えられない場合には、今あなたが召されているその場にとどまることが、神様の導きです。本当に神様に信頼しているのであれば、急ぐことはないはずです。「信ずる者は慌てることはない。」のです。(イザヤ 28:16) 神様はいくつかの異なる方法(下記参照)で、私たちにみ旨を示してくださいます。ある時は、その内の一つの方法で、または、それらを一緒に用いられることもあるでしょう。
(1)聖書を通しての導きこれには二通りあります。 一つは、聖書はある種の行為をはっきりと禁じています。たとえば、クリスチャン男性が未信者の女性との結婚を望んで祈っているならば、 2 コリント 6:14 に、神様の答を見い出すことができます。 二番目は、正しい方向を示すために、神様は聖書の箇所を用いられることがあります。今まで気づきもしなかった聖書の個所が、新しい意味をもってくるということがあります。どうすべきか祈り求めていたことへの答えが、まさしくその時与えられるのです。
(2)クリスチャンを通しての導き時として、成長している霊的なクリスチャンの助けを求めることは、役に立ちます。彼らの経験と教えが、若い人を悲惨な失敗から救ったということが、しばしばあるからです。
(3)状況を通しての導き神様は、宇宙全体を支配しているので、私たちの人生の様々な出来事を用いることがおできになり、またしばしばそうされます。手紙、電子メール、ラジオやインターネットのメッセージを通して、行く必要のある道を示すような情報が、その時にまさしく届くということもあります。
(4)神の霊(つまり聖霊)は、私たちの確信、願望、好みに働きかけ、神様のみ心をはっきりと示すことができます。このような場合、神様の導きは明らかなので、その導きを拒否することは不従順と同じことになります。(使徒11:12; 16:6-7)
(5)神様があなたに光を与えてくださるなら、その光の中を歩んでください。(使徒 26:19) 1つ1つの導きに忠実な人に、導きは続けて与えられます。従うことこそが、真の幸福と永遠の価値がある人生の基礎なのです。
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