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イエス・キリストの生涯は、新約聖書の福音書に書かれてあります。
ここでは、それを短い123のストーリーに順番に記しています。
求道者、もしくはキリスト教に興味がある人が主イエスの生涯と教えに触れるには、きっとお役立ちいただけると思います。
1日1課でもいいですし、いくつかまとめて読んでもいいかも知れませんね。
第123課 地の果てまで |
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2000年前のローマは裕福なところで、多くの金持ちがいましたが、それと同時に大勢の奴隷や貧しい人々が住んでいました。彼らには人間としての権利はほとんど無く、時として動物のように扱われていました。 この人たちにとってイエス様の愛の教えは大きな慰めになりました。人間は皆、神様の子供として平等であること、また、1人ひとりに不滅の霊魂があり、死んでから苦しみの無い喜びに入れることなどをイエス様の「み教え」によって知り、彼らの中から大勢の人々が洗礼を受けてキリスト信者になりました。 しかし、イエス様を信じるようになったのは奴隷や貧しい人々だけではありません。当時の道徳的に堕落したローマ社会の中にあって、キリスト信者の清廉な生活ぶりに感銘を受けた上流社会の人々も、次々と信者になりました。 また、キリスト信者が自分を殺そうとしている人々のために祈りながら、喜んでイエス様のために命を捧げることに感動した迫害者が信者になった例も少なくありませんでした。 ローマでは300年にわたってキリスト教が禁じられていましたが、4世紀の初め頃、当時のローマ皇帝コンスタンティヌスがイエス様を信じるようになり、ついにキリスト教の信仰は自由になりました。 その後イエス様の「み教え」はヨーロッパ各地に広がり、時と共にアメリカ、南米、アフリカそしてアジアと、イエス様が預言なさったように地の果てまで、大勢の宣教師によって宣べ伝えられました。 その結果、現在ではほとんどの国にキリスト教信者は広まっています。
※マルセリーノから、あなたへ この壮大な神様の真実のラブレターは、長い年月と距離を経て、今、あなたに届きました。 もしかしたら、今はまだ、神様があなたに片思いしているだけかも知れません。 しかし神様は、決してあなたを裏切ることはありません。 神様は、両手を大きく広げて、あなたをさらに愛そうと待ち望んでいます。 豊かなる恵みがあなたに注がれ、そして本当の幸せを手にすることができますように、心からお祈りいたします。
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