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イエス・キリストの生涯は、新約聖書の福音書に書かれてあります。
ここでは、それを短い123のストーリーに順番に記しています。
求道者、もしくはキリスト教に興味がある人が主イエスの生涯と教えに触れるには、きっとお役立ちいただけると思います。
1日1課でもいいですし、いくつかまとめて読んでもいいかも知れませんね。
第119課 イエスの昇天 |
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イエス様がガリラヤで弟子たちの前に現れたあと、弟子たちは再びエルサレムに戻りました。そしてそこでイエス様はもう1度彼らの前に御出現なさいました。イエス様の御復活から40日目の木曜日でした。 最後の晩餐の時イエス様は、弟子たちを強めるために、天国にお昇りになってから聖霊を彼らに遣わすとおっしゃいましたが、今度は聖霊が彼らの上にお降りになるまでエルサレムから離れないように命じられました。 イエス様は弟子たちに呼びかけられて「わたしからかねて聞いていた父の約束を待ちなさい。ヨハネは水で洗礼を受けたが、あなたがたは、数日のうちに聖霊によって洗礼を受けるからである。…聖霊があなたがたの上に降りる時、あなたがたは力を受け、エルサレムと全ユダヤとサマリア、および地の果てまで、私の証人となるだろう」とおっしゃいました。 それからイエス様は。オリーブ山の山頂へ弟子たちを導かれて彼らの前で天へ昇られました。聖書にはその時の様子は次のように書かれています。 「イエス様は使徒たちの見ている間に上げられた。一むらの雲がイエスを包んで、見えなくした。イエスが昇って行かれる時、彼らは空を見つめていた。すると、その時突然、白い衣をまとった2人の男(天使)が彼らのそばに立って『ガリラヤの人たちよ、なぜ天を仰いで立っているのか。あなたがたを離れて天に上げられたあのイエスは、天に昇るのをあなたがたが見たのと同じありさまで、またおいでになるだろう』と言った」
弟子たちは非常な喜びを持ってイエス様の母マリア様と一緒に祈りながら、エルサレムのある弟子の家で聖霊がおいでになるのを待ちました。 (使徒言行録1・1〜14)
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