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イエス・キリストの生涯は、新約聖書の福音書に書かれてあります。
ここでは、それを短い123のストーリーに順番に記しています。
求道者、もしくはキリスト教に興味がある人が主イエスの生涯と教えに触れるには、きっとお役立ちいただけると思います。
1日1課でもいいですし、いくつかまとめて読んでもいいかも知れませんね。
第114課 からの墓 |
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イエス様が亡くなられてから3日目の朝早く、マグダラのマリアと他の婦人たちが墓参りをするために、イエス様が葬られた所へ向かいましたが、そこで墓の前の大きな石が取り除かれているのを見て大変驚きました。 婦人たちが墓の中に入ってみると、イエス様の遺体は見当たりませんでしたが、1人の天使が現れて「驚くことはありません。あなたがたは十字架に付けられたナザレのイエスを捜しているのでしょうが、ここにはおられません。復活されたのです。…さあ行って、弟子たちに、特にペトロにこう言いなさい。『イエスはあなたがたより先にガリラヤに行かれます。かねて言っておられたとおり、そこで、あなたがたはイエスに会えるでしょう』」と言いました。 マリアがすぐに弟子たちのところへ言ってその事情を報告すると、ペトロとヨハネは空になった墓を見に走って行きました。マリアは彼らの後について墓に戻り、ペトロとヨハネが家へ帰った後も墓に残りました。 そして天使がイエス様の御復活について話した言葉の意味がまだわからなかったので悲しんで泣いていました。 そこでイエス様はマリアの後ろに現れて「婦人よ、なぜ泣いているのか」と尋ねられました。マリアは園の番人だと思いましたが、「マリア」と呼びかけられた御声に振り返ると、そこにイエス様がおられるのを見て大変喜びました。 イエス様は「私にすがりつくのはよしなさい。…私の兄弟たちのところに行って、こう伝えなさい。『私の父であり、あなたたちの父でもあるかた、また、私の神であり、あなたたちの神でもあるかたのもとへ、私は上がっていく』」とおっしゃいました。 イエス様のお姿が見えなくなってから、マリアはもう1度弟子たちのところへ行って、復活なさったイエス様を見たこと、また、イエス様がおっしゃったことなどを彼らに知らせました。 (マルコ16・1〜10、ヨハネ20・1〜18)
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