ひき続いてイエス様は、神様のみ前では小さな人々がいかに大切であるかということを説明なさいました。 「あなたたちはこれらの小さな者の一人をも、軽んじないように気をつけなさい。あなたたちに言っておく。彼らの天使たちは天にいて、天におられるわたしの父のみ前にいつも立っているからである」と、イエズス様はおっしゃいました。 このみ言葉の中の【小さな者】には、子供だけでなくすべての弱い人、貧しい人、病気にかかっている人、迷っている人などが含まれています。 神様は、このような小さな人々を守るために一人ひとりに特別な天使、つまり守護の天使をおつけになっている、とイエス様はおっしゃったのです。
また、小さな人が大切であるということを強調するために、イエス様は神様を羊飼いにたとえられ、次のように述べられました。 「ある人が百頭の羊を飼っていて、そのうちの1頭が迷い出たとすれば、その人は99頭の羊を山に残して、迷った1頭の羊を捜しに行かないであろうか。 そして、もしそれを見つけたならーあなたたちによく言っておく。その人は迷わなかった99頭の羊よりも、その1頭を喜ぶであろう。 このようにこれらの小さな者が一人でも滅びることは、天におられるあなたたちの父のみ旨ではない」
このたとえ話によって、イエズス様は、ご自分の弟子たちも神様のようにすべての小さな人々を大切にしなければならないと、教えられたのです。 (マタイ18・10〜14
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