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これはクリスチャンでなくとも興味がある問題だと思います。
2004年度の日本の離婚件数は27万6000組にものぼり、また、子供に愛を持てずに虐待をしてしまうという悲しい出来事も年々増加しています。
夫婦が、親子が、兄弟が、また家族が素晴らしいものとなるヒントが、ここには沢山あると思います。
5−3:兄弟の守り |
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チャールズとメリー・ラムの有名な話があります。 姉のメリーは、発作的精神異常のために、母親を殺してしまいました。彼女はその時から、その凶暴な発作を繰り返すようになりました。 チャールズとメリーは、その発作の前兆が見え始めたら、手を取り合って精神病院に行きました。 彼女は、病院で数時間監禁されなければなりませんでした。 手をつないだまま悔しさに泣きながら、精神病院への小さな森の道を歩いているチャールズとメリーに出会った友達の話です。この試練は1年や2年ではなく、弟チャールズが35年間ずっと愛と忍耐によって背負ったものでした。 そうです。兄や弟は、姉や妹を守るべきです。
男である兄や弟が、姉や妹を守るもう一つの方法があります。 若い男性は、誰が不純で危険な男性かがわかります。そんな男性が、純粋な自分の姉や妹の相手になることを、黙ってみているわけにはいきません。 もし真の兄や弟であれば、不遜な男性の人格について姉や妹に忠告するでしょう。姉や妹は、親しくなる相手の男性について、自分の兄や弟の忠告や助言を求め、心に留めるとうまくいくのです。 同じように、兄や弟もデートすることを考えている相手の女の人のことを、率直に姉や妹に相談するのがよいでしょう。 女の子は女の子のことが、男の子は男の子のことが理解できるからです。 その女の人が兄や弟にふさわしいか、それとも本当の性格を隠して、ただいつわりの女らしさで兄や弟をだまそうとしているのかが、姉や妹にはわかります。 真の姉や妹であれば、それを兄や弟に言うでしょう。そして兄や弟も、姉や妹に同じようにすることでしょう。
※チャールズとメリー・ラム 【子供…家のたから】参照
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