仕事によっては、男性と女性は確かに平等です。ビジネスの世界では、男性と女性が張り合うこともあります。 この仕事の本当の目的は何かと言うことを、自分自身に問うべきです。 権力、お金、自我、見栄、評価、権利、物質主義などが目的かもしれません。
しかし、それらすべてが正しいとかまちがっているとかは言えません。 しばらく妻が働きに出て、もし収入が増えたとします。もっといい家、新しい車、何か習い事を始めるとか、挙げればきりがありませんが、そんなことができる余裕が出てきたとしましょう。 調査によると、おもしろいことに、収入が増えてもさらに上を望むために、二人はいつまでたっても、夢見た生活の基準には決して到達しないそうです。 また、夫婦二人の収入で決めた生活の基準に一度慣れてしまうと、一人だけの収入でやり繰りすることができなくなるそうです。 これは、夫婦がはっきりとした聖書の教えの見解を見失ってしまったからです。
聖書的見解に考えて、特に子どもがいるときは、神様はこんな状況を本当に望んでおられるでしょうか。 聖書は、年配の女性に勧めます。 「慎み深く、貞潔で、家事に励み、優しく、自分の夫に従順であるようにと、さとすことができるのです。それは、神のことばがそしられるようなことのないためです。」(テトス2:5)
もし神様のご計画のように、家庭が私たちの生活の最優先項目であるならば、家での優先順位を、聖書が教えているように整えていかなければなりません。 妻が家を守ること、子どもを愛すること、家族のために家庭を天国のようにして、子どもと家を守っていくことに満足を得るようにと、神様は願っています。 もし妻が、家を守ることを習得できなかったり、そうするつもりがないなら、そうすることのできるほかの女性を探すべきです。 幸せな結婚生活には、きちんと守られた家庭が絶対に不可欠です。 こんなことは、若いカップルにとって、夢のない話かもしれませんが、絶対に大切です。
多くの幸せな結婚は、両者が忙しくすれ違うことによって壊されていきます。 特に、部屋がきれいに片付いていない、食事が用意されていない、子どもはほったらかし、遊び道具も片付けず、きちんとした場所に置かれていない。整理整頓が仕事を成功させる第一条件の職場から、夫はこのような家に戻ります。 すべての企業マンは、仕事を順序よく、効果的にするように要求されています。これがビジネスで成功するために要求されているとしたら、家庭を支えるためには、どんな必要条件が挙げられるでしょうか。
夫は忍耐強い人かもしれません。しかし、家の中がきちんとしておらず、何がどこにあるのか、あるべきなのか、あるべき物がないような秩序立っていない家にいつも帰ってくるとき、夫は家庭の団欒も、家庭への楽しみもうせてしまいます。 物が取り散らかされ、整理されないで、前に使った場所にきちんと置かれていないでなくなったり、落とされたりしているとき、夫は家でもイライラをつのらせ、甘い気分など窓から飛んで行ってしまいます。
もし妻として、活気あふれた生き生きとした愛の関係を続けたいと願うなら、職場のイライラから解放される安らぎのある家庭を作るべきです。 夫の立場に立って考えてください。もしあなたが家に戻ったとき、こんな風でいいと思いますか。愛と尊敬は、夫婦の関係を結ぶ絆でなければなりません。家庭をきちんと管理するかどうかが、夫婦の関係を壊すか築くかを大きく左右するのです。 すべての関係がそうであるように、家庭も基盤を持たなければなりません。そして基盤の重要な礎の一つは、よい家庭の管理です。
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