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これはクリスチャンでなくとも興味がある問題だと思います。
2004年度の日本の離婚件数は27万6000組にものぼり、また、子供に愛を持てずに虐待をしてしまうという悲しい出来事も年々増加しています。
夫婦が、親子が、兄弟が、また家族が素晴らしいものとなるヒントが、ここには沢山あると思います。
2−4:夫の責任 |
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「愛」という語には、たくさんの責任と意味が含まれます。結婚式の誓約で、夫は全面的な支援を誓いますが、不誠実な夫はこの義務を果たしません。責任を果たさない夫に対して、聖書ははっきり次のように言います。 「もしも親族、ことに自分の家族を顧みない人がいるなら、その人は信仰を捨てているのであって、不信者よりも悪いのです。」(テモテへの手紙第一5:8)
普通、家計を助けるために妻が外で働くのは、特に子どもが家にいるのであれば、最善の方法ではありません。心理学者は、子どもの命に最も衝撃的な影響を与えるできごとは、生まれて最初の6年間に起こると言います。子どもの命をはぐくむ母親かベイビーシッターが、その役にあたるでしょう。 神様は、どちらに子どもの命を託したいと思われるでしょうか。やむをえない状況から、ベイビーシッターに預ける場合もあるでしょうが、それは当たり前のことではありません。夫の責任は、家族の必要を満たすために、神様の前で自分の責任を果たし、最善を尽くすことです。
この点において、多くの夫が失敗します。子どもや妻を愛して、その必要に応えるあまり、神様を忘れてしまうのです。そのため、神様への奉仕や宣教の働きをせず、逆に「なぜ神様は、もっと豊かに私を祝福してくださらないのだろうか。」と不思議がるのです。 「あなたの神、主を心に据えなさい。主があなたに富を築き上げる力を与えられるのは、あなたの先祖たちに誓った契約を今日のとおりに果たされるためである。」(申命記8:18)
誠実で賢い夫は、神様にささげるものを、妻や子どもたちに与えたりしません。歴代誌第一8-9章には、クリスチャンホームになくてはならない教えが、はっきりと述べられています。夫は、家庭の必要を満たさなければなりませんが、究極的には神様がその必要を満たします。あなたが神様に仕えるなら、神様も次の約束を守ってくださいます。 「また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。」(ピリピ人への手紙 4:19)
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