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これはクリスチャンでなくとも興味がある問題だと思います。
2004年度の日本の離婚件数は27万6000組にものぼり、また、子供に愛を持てずに虐待をしてしまうという悲しい出来事も年々増加しています。
夫婦が、親子が、兄弟が、また家族が素晴らしいものとなるヒントが、ここには沢山あると思います。
2−2:家のリーダー |
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妻に対する夫の義務は、「愛」の一語に要約できます。 「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。」(エペソ人への手紙5:25)
ほかに選択肢はありませんが、愛の高さと深さをどのように測ればよいのでしょうか。「大好き」という語は、次のように使います。「私は、自分の車が大好きです。」「私は自分の犬が大好きです。」「私は馬に乗るのが大好きです。」ところが、夫婦の関係の中でこの語を使うと、それははるかに重要性を帯びます。
聖書は言います。 「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。」(エペソ人への手紙5:25) 鼻で息する人間には、この愛の本当の意味を理解することはできませんが、理想的な夫になるには、誰にでも要求される目標に違いありません。夫がこの目標を心から受け入れるなら、自己中心的な愛は、結婚式のときからすべて消えているはずです。 この愛と結婚生活は、どのような関係にあるのでしょう。結婚すると、妻は夫に対していろいろな立場をとりますが、もっとも大切なことは、夫の最高の友人になることです。次の聖句は、この愛をはっきり理解する助けになります。 「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」(ヨハネの福音書15:13) イエス様は、十字架でその模範を示されました。私たちも、最高の友人である妻に対してそう努力するのです。そんな愛と結婚生活について考えてみましょう。
妻は、結婚するといろいろな役割が増えます。役割そのものは何も悪いことはありませんが、神様は家庭の中の優先順位をつけておられるので、それに従わなければなりません。夫はその優先順位に責任を持ち、家庭の中で模範的に指導すべきです。その役割を、妻に押しつけてはいけません。妻は夫に従い、助けるなら、聖霊の教えに共に導かれます。
夫は、家庭での食事の祈りや祈り会のときは、妻や子供たちに対してリーダーとなるべきです。神様の言葉を学び、家庭内で起こるいろいろなケースに聖書の教えと真理を導きます。家族を教会に送り出すのではなく、教会に連れて行くのです。家庭と教会は、イエス・キリストをかしらとする結婚生活を夫婦で建て上げる場となります。
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