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これはクリスチャンでなくとも興味がある問題だと思います。
2004年度の日本の離婚件数は27万6000組にものぼり、また、子供に愛を持てずに虐待をしてしまうという悲しい出来事も年々増加しています。
夫婦が、親子が、兄弟が、また家族が素晴らしいものとなるヒントが、ここには沢山あると思います。
2−1:夫…家のかしら |
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まずはじめに、男性と女性は違う存在ということを受け入れましょう。 男性は男性の性質を持っており、女性は女性の性質を持っています。男女のの肉体的形体が、体内の細胞の染色体の構造まで違います。 男性と女性は、肉体的にも感情的にも、心理学的にも精神的にも異なります。神様はまず男性を造られ、助け手が必要ということで、イヴを造られました。同時に、二人とも神様の似姿に造られました。 「神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。」(創世記 1:27) つまり、二人は神様の前に同等です。
神様は、夫にはっきりとした義務をあたえることによって、夫と妻にそれぞれに違う役割を明確に与えられました。 「夫たちよ、キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。」(エペソ人への手紙5:25) 「そのように、夫も自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する者は自分を愛しているのです。」(エペソ人への手紙5:28)
神様は、夫の前に何と高い目標を置かれたのでしょう。どんな時も、夫は妻に対して、気遣いを示すことを要求されました。それは妻を愛し養うこと、守ること、そしてキリストが、教会に持っていると同じ自己犠牲の愛を持つことでした。 夫がこのように妻に接するとき、妻は「主に対する」ように夫を敬い、従うことができます。夫は、妻を自分の所有物としてではなく、伴侶と理解しなければいけません。
事実、このような夫婦関係は、夫の祈りに決定的な影響を与えます。 「 同じように、夫たちよ。妻が女性であって、自分よりも弱い器だということをわきまえて妻とともに生活し、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなさい。それは、あなたがたの祈りが妨げられないためです。」(ペテロの手紙第一3:7) このように、二人の関係が、男性の精神生活に計り知れない影響を与えます。この関係は、精神的や道徳的なことだけでなく、肉体的にもいえることで、尊敬と栄誉と愛があれば、主によりよく仕えることができるのです。
エデンの園で、地に満ちて増え広がることが創造の目的だと、神様ははっきり言われました。増え広がることは、常に神様のご計画の証拠になっています。この聖句のご命令を見れば、神様は現代社会における異常な性的関係を絶対許されません。 「神はまた、彼らを祝福し、このように神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」(創世記 1:28) 現代人がどんなに反論しようとも、同性愛は創造主のご計画に反する害悪なのです。彼らは、肉なる子孫を残せません。ソドムとゴモラが、同じ罪を犯しました。神様のご計画に違反した者を裁く例として、神様は彼らを滅ぼしたのです。このことに疑問があるなら、次の聖句を読んでください。 「また、彼らが神を知ろうとしたがらないので、神は彼らを良くない思いに引き渡され、そのため彼らは、してはならないことをするようになりました。」(ローマ人への手紙1:26-27)
「夫」とは、「家を結ぶ者」という意味です。夫は、家庭を一つにまとめる者です。もしこのまとまりが壊れると、家庭はバラバラになるでしょう。夫はまさに指導者であり、保護者であり、たくさんの「優しい愛」を与える者なのです。
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